早耳ガンプラ情報局

今年も残すところあとわずかとなりましたが、年末恒例企画として、2011年のガンプラとガンダムニュースを振り返ってみたいと思います。 ◇ガンプラビルダーズワールドカップ開催　マレーシア代表が優勝
バンダイホビー事業部主催のガンプラ作りの世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ2011」が開催されました。
ガンプラといえば最近までは日本のものと思っていましたが、最近はアジアでの人気がかなり高まっていて、今回優勝したマレーシア代表やその他の国の作品を見てるとガンプラのレベルも日本と変わらないところまできていると感じました。
少子高齢化で国内の需要が伸びない中で、バンダイにとってこれからはアジア展開が鍵を握りそうです（ただ、エフェクトパーツなどのキャンペーンをアジアだけでやるのはやめて欲しいです…）。

◇TVアニメ「機動戦士ガンダムAGE」の放送開始
10月にTVアニメの新シリーズが開始されました。今までのガンダムシリーズよりも子供向けにシフトしているので、賛否両論はあるものの、ストーリーがわかりやすくなっているのは評価できる点だと思いました。
今後は第2世代、第3世代と物語が進むに連れて、段々ストーリーも面白くなっていくと思うので期待したいと思います。
AGEのガンプラは、今年はHGとAGとメガサイズだけの発売でしたが、来年は2月に「MG ガンダムAGE-1 ノーマル」、3月に「MG ガンダムAGE-1 タイタス」と続々発売される予定です。従来のようなフレームはなく組立時間が短縮されているそうなので、どのようなキットになるのか楽しみですね。

◇OVA「機動戦士ガンダムUC 第3話、第4話」公開
去年の1話・2話公開に引き続き、今年も3月に第3話「episode 3 ラプラスの亡霊」、11月に第4話「episode 4 重力の井戸の底で」の2週間限定のイベント上映＆BD、DVDの販売が行われました。
それに伴い、今年は8月に「MG デルタプラス」、12月に「MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダムVer.Ka」が発売され、HGUCでも「HGUC ジェスタ」などの新MSのほかに、「HGUC ジムⅡ」「HGUC ジムⅢ」、「HGUC ドラッツェ」などのガンダムUCに登場した過去のガンダム作品のMSもたくさん発売され、古参のガンダムファンも楽しめるラインナップとなりました。

以上、2011年の主なニュースですが、来年は以下のようなイベントが予定されています。

◇2012年のイベント
・1月 TVアニメ「機動戦士ガンダムAGE」は1月29日から第2世代スタート
・4月 実物大ガンダムが、4月19日にお台場に開業する「ダイバーシティ東京」で復活展示
・5月 OVA「機動戦士ガンダムUC episode 5 黒いユニコーン」公開
・「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」アニメプロジェクト始動
・「機動戦士ガンダムSEED HDリマスタープロジェクト」ガンダムSEEDが10周年
・「BB戦士 レジェンドBBプロジェクト」BB戦士が25周年

来年は、やはり「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」アニメプロジェクトの展開が一番気になります。まだ続報がないですが、ガンダムUCのようにOVA化してイベント上映、関連するガンプラがどんどん発売されると嬉しいですね。
あと、僕にとっては2009年以来になるのですが、お台場のガンダムも見に行きたいです。

最後に、2011年は3月11日に起きた東日本大震災と大津波により多くの方々が犠牲になり、家や仕事を失い、そして原発事故による放射能汚染で人々の健康や食の安全が脅かされ大変な一年となりました。
僕も自分自身と世の中のことに対して深く考えさせられる一年でした。

ただ、そんな3月の厳しい中でも、毎日たくさんの方々がいつものように当サイトにアクセスしてくださったことはとても感謝しております。

また、当サイトにリンクしてくださった方々や紹介してくださった方々、いつもコメントを下さる方々、レビューサイトの方々にも深く感謝しております。

来年3月で「早耳ガンプラ情報局」は6周年を迎えますが、新年も宜しくお願いします。
2012年がみなさまにとって良い一年になるように心から願っております。それでは良いお年を。