2月26日に発売(出荷)された「MG RGM-79ジムVer.2.0」を素組みでレビューします。
まずは箱から。
■ボックス(箱)
箱の大きさは、MG ガンダムVer.2.0とほとんど同じサイズです。
↓続きがあります。
■正面

デジカメの具合で赤や水色がかなり鮮やかな色になっていますが、赤・水色ともに実物はもう少し落ち着いた色をしています。
また、「MG ジムVer.2.0」はアニメ版のジムを再現しているので、ビームサーベルの柄の部分やシールドのふちの部分が白い成型色になっています。
■背面
バックパックのビームサーベルは1本だけですが、ガンダムver.2.0と同じ金型を使っていて2本分付いているので、2本差しも再現可能です。
リアアーマーは、足を動かしてポーズをつけるとやや取れ易いです。
■セパレートタイプのフロントアーマー装着時
フロントアーマーは、アニメ仕様のノーマルタイプの他に、写真のようにセンターブロックがあるセパレートタイプもパーツの差し替えで再現できます。
僕はやはりノーマルタイプが好きですが、セパレートタイプにすると少し強くなったような感じがしますね。
■コクピットユニット
コアファイターはありませんが、代わりに着脱可能なコクピットユニットがお腹に収まっています。
赤いコクピットのハッチは開閉可能で、コクピットユニットのシャッターも上下することができます。
シャッターを上に開けるとパイロットが座っているのですが、見えますでしょうか?
■頭部バイザー

頭部バイザーはクリアパーツ製で、ランナーの段階では薄い黄緑色なのですが、装着すると内部メカがグレーのため、それに負けて薄っすらと緑になる程度でほとんど透明にみえます。
クリアグリーンで部分塗装すればいいのですが、透明のままでもそんなに違和感はないですね。
頭部カメラ(前・後)は付属のグリーンのホイルシールを貼っています。シールでの再現はここだけです。
頭部バルカンもパーツで色分けされています。
■ビーム・スプレーガン

ジムといえば、やはりこのビーム・スプレーガン。
スプレーガンの保持力は、かなり高い方だと思います。
また、最中割りではありますが、砲身などを上から被せる方式なので合わせ目などは目立ちません。
■ビーム・サーベル

ビーム部は軟質素材でできているので、手である程度までは曲げることができます。
■ハイパー・バズーカ
ハイパー・バズーカはガンダムVer.2.0と同じものです。
立て膝ポーズもバッチリ決まります。
■武器一覧
ビーム・スプレーガンが新規武器となっています。
■ガンダムデカールとマーキングシール
左がボールペンなどで擦り付ける転写式のデカール、右がマーキングシールです。
「不死身の第4小隊」、「ジャック・ザ・ハロウィン隊」、「ホワイト・ディンゴ隊」のマークを再現できます。
■MG ガンダムVer.2.0との比較

手や関節部分のグレーと、赤・白・黄色の成型色はガンダムVer.2.0と同じ色です。
■総評ほとんどガンダムVer.2.0の金型流用なのですが、それを感じさせないほど満足度が高いですね。
水色の成型色も、ランナーの段階ではちょっと濃すぎるかなと思ったのですが、組み立ててみるとシックリきました。
可動範囲はガンダムVer.2.0と同じなので優秀ですし、関節などがカチっとしていて、動かしていて気持ちいいです。
逆に、残念に思ったのが、膝の皿の水色いパーツが常時見えてしまう所でしょうかね。あと、脚を動かしているとリアアーマーが少し外れ易いです。
とはいえ、全体的に見れば見ればかなり出来は良くて、ジムVer.1.0でこれじゃないと感じた人も、このアニメ版のジムVer.2.0には満足できるのではないでしょうか。